2023/08/23 09:03
ECサイトオープンに向けて焙煎した豆をどんなパッケージでお届けしようか迷いに迷って四六時中、無数の包装袋サンプルとにらめっこが続く毎日を送る店主です。
写真は今朝焼き上げた「グァテマラSHB」という非常に高品質な珈琲豆です。
甘い香りに深みのあるコクもあって多くの人に好まれる味だと私は思います。
ところで、コーヒーの生豆は焙煎すると水分が蒸発しておよそ2割程度重量が軽くなることをご存知でしたか?
自分でコーヒー豆を焙煎するまで私はこのことを知らず、とても驚いた経験をしました。
焙煎度合いによってもこの減少量は異なります。
浅煎りだと水分が豆に残るので重量は少ししか変わりませんが、深煎りにすると水分がたいぶ飛ぶのでかなり軽くなります。
私はよく中深煎りに焙煎することが多いのですが、生豆時に250gでも焙煎後には200gになる感じです。
なので逆算して2割多く計量してから焙煎作業をしています。
豆を焼いたら軽くなるなんて想像もしませんでした。
焙煎を自分でするようになるとこの2割減の大きさが染みてわかるようになります。
生豆を1kg買っても焙煎すると800gにしかならないからです。
10㎏買ったら実際に使える豆の量は8kg…
原価に与える影響、歩留まり的な感覚からすると影響度が大きいですよね。
自分で焙煎して飲むにしても同じことが言えます。
よくお店で1袋80gで売られている珈琲豆屋さんもたまにみかけますが、恐らく生豆を100gで焙煎しているから80gなのかなと思ったりします。
何gだと買いやすいとか何gにするべきとか何かアイディアがあれば伺いたいので教えて頂けると嬉しいです。
なるべく購入される方の気持ちに寄り添った形でオープンを迎えられたら最高ですね。